明治、大正の詩人について その1

 本日も芥川龍之介の話ですが、本日は少し違う話題を紹介します。芥川龍之介が作家として活躍していた時代は、作家だけでなく数多く詩人も活躍していたのです。詩人というとポエムなど年頃の少女を思い浮かべる人も多いでしょうが、明治と大正では詩を学ぶのは男性が一般的でした。この頃は現代と違い、外で積極的に働いたり、自分から勉強する女性は男性、もっと書くなら夫となる人物を立てないという理由から歓迎されなかったのです。昨今の「男女平等」が当たり前の時代からすると、厳しすぎる印象です。
 そんな時代なので、詩と言えば男性が書くのが一般的でした。例えば「汚れっちまった悲しみに」というフレーズが有名な詩ですが、これを書いたのは中原中也という詩人です。彼も芥川龍之介と少しばかり縁がありました。それは別の機会として、この頃に書かれた詩の多くは現代文の教科書に載っている事があります。また、そんな時代なので与謝野晶子など女性の詩人は珍しかったのです。

Posted in 文学 | Leave a comment

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください