Monthly Archives: 9月 2014

夏目漱石について その26

 前回の記事で最後に書いた「博士事件」ですが、事の発端は明治44年、そろそろ漱石が退院する直前に新聞で夏目漱石に「文学博士」が授与されるという記事が掲載されます。ですが、漱石は全く覚えがない事です。更に翌日には夏目家に文 … Continue reading

Posted in 文学 | Leave a comment

夏目漱石について その25

 前回から続いている漱石の「修善寺の大患」ですが、この頃に執筆していた「思い出す事など」は実は入院中に書いていました。「髭を伸ばすと家が持てる」と言われて、入院を機会に伸ばすも、むさ苦しくて床屋を呼んでサッパリしたり、全 … Continue reading

Posted in 文学 | Leave a comment

夏目漱石について その24

 さて、このブログでは定番になりつつある夏目漱石の「修善寺の大患」ですが、これに慌てたのは本人や医者だけではありません。少し前の記事で奥さんが電報を百通も出したという話は書いたと思います。一番に動いたのは最も古く漱石の世 … Continue reading

Posted in 文学 | Leave a comment

夏目漱石について その23

 前回から夏目漱石を語る上で外せない「修善寺の大患」を書いていますが、その中でも思わずクスリとしてしまう話があります。それは「食事」です。最初の頃に書いたかと思いますが、漱石は甘党です。ですが、この時は胃に穴があいていた … Continue reading

Posted in 文学 | Leave a comment