Monthly Archives: 11月 2016

夏目漱石「坊っちゃん」について45

 さて、全11章からなる小説「坊ちゃん」も今回から6章に入り、折り返しとなります、ここで教師になってから日も浅い内に坊ちゃんは作中にてハッキリ「大嫌いだ」、「気に食わない」という相手ができます。前回の記事で既に察した人も … Continue reading

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夏目漱石「坊っちゃん」について44

 赤シャツに前の担任の事を聞けども答えてもらえず、ただ笑って誤魔化され、やんちゃな子供時代を送った坊ちゃんとしては学校で正しさばかりを説くより、いっそ悪い術を教えた方が世の中にも本人の為にもなるのでは、と思いました。そし … Continue reading

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夏目漱石「坊っちゃん」について43

 赤シャツから教師としての経験が浅く、生徒に利用される、君の前任者がやられた、そんな事を言われて黙っている坊ちゃんではありません。自分の前任者は誰に乗ぜられたのかと問いますが、赤シャツは人の名誉に関係するから、証拠もない … Continue reading

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夏目漱石「坊っちゃん」について42

 赤シャツに空気が悪くなる、と言われ、剣呑は覚悟です、と坊ちゃんは返します。赤シャツは生徒にもいろいろな事情がある、辛抱してくれ、君の悪い様にはしない、と。坊ちゃんが事情を聞いても少し込み入っていて、自分が話さなくても段 … Continue reading

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