Monthly Archives: 8月 2015

夏目漱石について その75

 さて、今日は寝床に入った三四郎が、母親の手紙を読む所から始まります。手紙によると、新蔵という人がハチミツをくれたので、焼酎に混ぜて毎晩一杯ずつ飲んでいる、とあります。作中では、この新蔵は三四郎の家が貸した土地で農業をし … Continue reading

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夏目漱石について その74

 さて、急に学校に来なくなったと思ったら、借家を探していた与次郎は三四郎に広田先生が自分がいないと何もできないと言います。三四郎が笑うと嘘ではないと言い、今度は真面目な顔になります。そして、これから大いに活動して、広田先 … Continue reading

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夏目漱石について その73

 そこで三四郎は広田先生と初めて会った時の事を思い出します、三四郎が上京するために乗ったのは三等汽車、それを与次郎に教えると「不平を言ったんじゃないかと」と当たり前の聞いてきました。べつに言わなかったと返せば、与次郎は広 … Continue reading

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夏目漱石について その72

 さて、前回から急に大学に来なくなった与次郎が借りるのに良さそうな物件がないかと三四郎の元を訪ねますが、そこから話は飛んで広田先生の話題になります。三四郎が広田先生の下の名前を聞くと、萇(ちょう)だと指で書いて見せたり、 … Continue reading

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夏目漱石について その71

 さて、前回は与次郎が貸家を探している原因が明らかになりました、今の所は持ち主が勝手な家賃上げをして、それに腹を立てた与次郎が出ていくと一方的に宣言します。ですが、肝心の家は見つからず、心当たりがないか三四郎の元へ来た筈 … Continue reading

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夏目漱石について その70

 さて、記念すべき70回を迎える夏目漱石ですが、三四郎の話は更に続きます。急に学校に来なくなり、その理由を聞くと急いで貸家を探さないといけない、それなのに散歩をしていた。三四郎の言い分に与次郎は言います。先生が家を探す方 … Continue reading

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