Monthly Archives: 8月 2018

宮沢賢治「グスコーブドリの伝記」について1

 本日から紹介するのは、前回に引き続き、宮沢賢治氏の童話です。これは前作の「銀河鉄道の夜」とは違い、宮沢賢治が生前に発表した童話で、1932年4月に刊行された雑誌「児童文学」に掲載されたそうです。更に、本作は2012年に … Continue reading

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宮沢賢治「銀河鉄道の夜」について20

 カンパネルラもいなくなってしまった汽車の中で、ジョバンニは声を聞きました、その声はカンパネルラを探しても無駄だと告げたのです。その声と言葉を交わしながら、ジョバンニは自分の為に、母の為に、カンパネルラの為に、そして皆の … Continue reading

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宮沢賢治「銀河鉄道の夜」について19

 自分が銀河鉄道の特別な切符を持っていると知ったジョバンニは、カンパネルラと一緒に、本当にどこまでも行くつもりでした。けれど、途中で一緒になった青年と、青年と一緒に居た姉弟は、サザンクロスで天へ上る為に銀河鉄道を降りなけ … Continue reading

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宮沢賢治「銀河鉄道の夜」について18

 車掌に切符を促され、ジョバンニは咄嗟にポケットに入っていた四つ折りの紙を差し出しました、なぜか分かりませんが、ジョバンニはそれが何かの証明書だと考えたのです。思った通り、その紙は特別な切符で、鳥捕りは「銀河鉄道でどこま … Continue reading

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