Monthly Archives: 9月 2015

夏目漱石について その79

 今回は三四郎に出来た三つの世界の内の「第二の世界」です、第一の世界は遠く離れた故郷でしたが、此方は建物になっています。  「第二の世界のうちには、苔のはえた煉瓦造りがある。片から片を見渡すと、向こうの人の顔がよくわから … Continue reading

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夏目漱石について その78

 前回まで母親から送られてきた手紙を読んでいた三四郎ですが、それを片付けて横になる頃には今の自分に出来た「三つの世界」について考えます。上京してから、今までに出来た三つの世界、その一つである「第一の世界」は遠くにある故郷 … Continue reading

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夏目漱石について その77

 寝る前に母からの手紙を読み始めた三四郎ですが、それも最後の部分になります、そこには大学の制服を着た写真を送れ、あり、それはいつか撮って送ろうと思いながら次に移ります。そこには「三輪田のお光さん」が出てきました、これを三 … Continue reading

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夏目漱石について その76

 九月に突入して、夜から明け方にかけては涼しくなってきました、ですが残暑はまだまだ続く様です。三四郎が読み始めた手紙も、まだ続きます、ハチミツをくれた新蔵の次は平太郎が亡くなった父親の供養と墓石になる石塔を建てたので見に … Continue reading

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