夏目漱石について その1

 本日から紹介する「夏目漱石」ですが、この名前を知っている方は多いでしょう。国語の授業や歴史で習った方も多い筈です。「吾輩は猫である」というタイトルと同じ一文は様々なパロディにも使われました。そんな「夏目漱石」ですが、実は作家としてデビューしたのは三十代後半だったのです。それ以前は英語教師として様々な学校に働いていました。そんな彼の経歴ですが、本名は夏目金之助、生まれは1867年の東京です。そこから幼少期の話や学生時代の話になるのが多いでしょうが、実は彼は生まれて直ぐに養子に出されます。そして、すぐに夏目家に戻るのですが育てられないと別の家に養子に出されるのです。そして、正式に「夏目」の姓になったのが21歳の時でした。
 生まれた時から波乱万丈です。後に作家として大成したので偉人の逸話になっていますが、物心つく前から生家と養子に出された家で揉めていると家族に対してあまり良い思い出はなさそうです。それが原因かは分かりませんが、彼は大変に気難しい人だったそうです。

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