さて、記念すべき70回を迎える夏目漱石ですが、三四郎の話は更に続きます。急に学校に来なくなり、その理由を聞くと急いで貸家を探さないといけない、それなのに散歩をしていた。三四郎の言い分に与次郎は言います。先生が家を探す方が間違っている、自分から探した事のない人だから、昨日はどうかしていた。それで酷く叱られて、いい面の皮だと言って、急に三四郎に貸家の心当たりを聞いてきます。どうやら、与次郎が来たのは、それが目的だった様です。三四郎は、どうして、そんな事になったのか原因を聞いてみました。
「よくよく原因を聞いてみると、今の持ち主が高利貸で、家賃をむやみに上げるのが、業腹だというので、与次郎がこっちからたちのきを宣告したのだそうだ」
業腹(ごうはら)とは、非常に腹が立つこと、怒りに堪えないこと等を言いますが、いくら腹が立っても与次郎が言いだしたのなら、彼にも責任があります。本人もそう思っているのか色々と探している様ですが、少し話題が変わりますが、それは次回の記事で紹介します。
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